高低差を階段ではなくスロープにすることで問題解決

こちらのおうちは、左右と奥行方向に高低差があって、ハウスメーカーさんのデザインでは、ご予算を大きくオーバーしてしまうとのご相談で、ご来店されました。


高低差を解消するために、階段が多く使われているデザインで、なるほどと思いました。


どうしても、階段が多いと金額が上がってしまいます。
なぜなら、とっても手間がかかっているから・・・


階段を作るには、まず階段状にブロックを積みますが、階段の踏面(ふみずらと読みます)、階段の踏む部分ですが、だいたい30㎝です。

ブロックは、20㎝×40㎝なので、あの堅いブロックをカットしなくては、ならないのです。

そして、ブロツクを積んだら、空洞を埋め、そしてコンクリートを塗ってやっと、下地の完成！！


そこから、タイルを張ったり、モルタルで仕上げますので、どうしても金額が上がってしまうのです

奥行方向には、余裕のある敷地でしたので、数段の階段をなだらかなスロープにすることで、解消しました。


玄関前の目隠しフェンスは、YKKルシアスフェンスF04型を使っています。
通常だと、ブロック上には、120㎝までしか施工出来ないのですが、YKKルシアスフェンスのシリーズは、160㎝まで施工可能なお品があります。

しっかりとプライベートが確保出来て、スクリーンフェンスほど、金額も上がらずに独立基礎にすることもなく、スッキリと設えしました。


門柱も、ジョリパットと言う塗装で、落ち着いた茶系の色に、扇模様に仕上げました。宅配ボックス埋込にして、スッキリと納まりました。