皆様！！

こんにちは！

本日は若杉の生い立ち第3章となります！

やっと高校生活にもなれてきたところで、初めての夏の大会のメンバーを

決めていく為の試合、練習が続きました。

今まで特に高校野球も見ることも無く、何となく【甲子園】

という物を理解している程度でした。

そんな私にとても刺激になったのが、3年生達の熱量、覚悟です。

最後の大会、最後の甲子園への挑戦

1年生からとてつもない努力をしてきている者の境地。

寮生も通いの生徒も毎日22時を過ぎるまで練習をする3年生。

それに引き込まれるように2年生も練習をする。

今思うと3年生も2年生も一番練習しているのは上手い人達

レギュラーの人たちの方が補欠の人たちより死ぬ気で練習している。

この感覚は今の仕事にも生きているなと思います。

それに合わせて1年生の僕たちも負けじと練習の日々

そして運命のベンチ入りメンバー発表の日

3年生は名前を呼ばれないだけで引退を言い渡されるようなもの

僕は何とかベンチ入りをする事が出来た。

主な理由は2年生の代にキャッチャーが居なかった事。

それでもチャンスをもらったと思ってそこからはまたベンチメンバー

主体の練習の日々。これは高校野球が持つ力だと思う。

ベンチに入れなかった3年生含めた人たちが主力の徹底サポート

チーム一丸となって甲子園を目指す。

結果としては名電に負け3年生は引退する事となる。

ただここの期間で得た感性は今の私の根源になっている。

1年生ながら人生をかけた試合に触れる事の出来る環境

目指す物の為に野球以外の全てを捨てのめり込むメンタル。

「この人たちめちゃくちゃカッコいい・・・」

リーダー像を見た気がします。

3年生の引退後は主力として先輩たちと驀進しました。

春の大会ではベスト4まで進出。

一気に注目校へと駆け上がりました。

先輩たちとの最後の夏の大会

昨年よりも注目もされ、シード校にもなり周りの期待を

背負い猛烈に練習していました。

そして迎えた初戦。

負ける訳がないという過信、慢心

結果、初戦敗退という最悪な結果になりました。

ここでの敗因は間違いなく心の問題。俺たちは強いという傲慢さ。

ここまで積み上げて来た物を一瞬で無にしてしまう。

先輩達の夏も終わり遂に私達の時代

ただ私は先輩達との時間も多かった為中々切り替えれずにいました。

そして事件が起きます。

 

次回 新チームに襲い掛かる悲劇⁉

お楽しみに！！

 

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